ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

雑記:市の図書館のシステムは賢く、オレが馬鹿だった。

既存の図書予約システムを改修しないで運用で新型コロナの緊急事態に対応するという課題があったわけだ。

前の読書感想で、全部貸出中になっていて予約できないと書いた。いやいやこれはオレが馬鹿であった。

 

ad2217.hatenablog.comそもそも図書館の本の予約というのは、基本的には他の人が借りている本を次に借りたいと予約するものである。従って、貸出中の本を予約するのが当然なのだ。

しかし、それ以外の機能もある。それは図書館の分館や本館など、自分がいつもいくところとは違うところに所蔵されている本を予約して、いつものところで受け取るという仕組みである。私はだいたいこの仕組を使っていた。一番大きなところで借りていたのだが、一部の分館にラノベやミステリの揃っているところがあったのである。

そしてシステム上の制約として、受け取るところと所蔵しているところが同じであり、かつ貸出中でない場合には予約できないという仕組みがあった。これはまあその図書館に行くならそこで借りればいいというような考えだろう。

しかし、緊急事態宣言を受けて、図書館内で本を探して回らないように、予約の受け取りと返却のみという制限をかけるようになったわけだ。これだと所蔵館でそこにある本を借りたい場合に予約できなくなってしまう。そこで、貸出中でない本でも貸出中ということにすると、予約できるようになるわけだ。全部貸出中にするにはDBに対する操作が必要だけど、そんなに難しくない。たぶん、ダミーの利用者を作ってその利用者に対する貸し出しにしたのではないだろうか。

貸出中だから予約をやめるというオレの判断は、予約システムの本来の機能からすれば異常な行動である。

とはいえ、どこかに説明が欲しかった気がする。単にオレが見落としているという可能性もある(高い)が。