ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:エノーラ・ホームズの事件簿〜令嬢の結婚〜

図書館で貸し出しは自動貸出機で出来るが、予約は図書館員の手から受け取るので、ラノベ風というか少女漫画風というかそういう表紙の本をおっさんが借りるところを見られてしまった。まあ、図書館憲章だかなんだかがあるから、図書館員たるものは誰がどんな本を借りたか気にしてはいけない
冒頭でシャーロックはマイクロフトに向かって、エノーラの安全について心配はいらないというが、毎回危険な冒険をしているので心配したほうがいいと思う。
2巻で登場したセシリーが今度は無理やり結婚させられるという話。その捜査の過程で、エノーラは一時的に危機に陥っていたシャーロックを助けるメイソン暗号というのは実在の暗号か。児童養護施設でワクチン接種を拒否する。エノーラは既に種痘のワクチンを打っていたのだろうか。書いてない。ラゴスティン博士の探しもの事務所は、ほとんど役に立っていないような気がする。探偵小説でよくあるように、ペットの捜索とか落とし物とかそんなんばかり。秘密基地みたいな設定を作ったのに生かしきれていないのでは。下宿の女主人に変装を見られるとかいろいろボロが出てきたような気もする