やはり面白い。
滝沢朗の好感度は異常。とは言っても、あのあいつとは手を組むのは無理だろう。いや、そんな奴とも手を組めるっていうところが器が大きいということなんだろうけど、そうは言っても無理なんじゃ。相手から断られたけど、ここはやや不思議、相手はもっと滝沢を取り込む努力をしてもおかしくないと思うけど。
あとスケールはやはり小さい気がする。トレーラーの運転手が休憩するって、そりゃあ休憩は必要だろうけど、致命的な脆弱性だよな。運転手二人ずつ用意して交代で運転するくらいのことは余裕で出来たはずなのに。
爺さんが最初からボケてたというオチかと思った。いや、最後は本当にボケてたと思ったし、実は最初からというのもあり得ない話ではない。アメリカから与えられた戦後社会がダメなら、やはり同じ理由によって、誰か救世主によって与えられたやり直しもやはりダメなんじゃないかと。
もちろん、やり直し直後は一時的にうまくいくかも知れないけど、それはメモリ管理に問題のあるサーバを再起動したようなもので、何の解決にもなっていないから同じように行き詰まるはず。
おお、この例えはいいかも。スクラップアンドビルドとか言っている政治家はつまりは、サーバーの再起動を提案している訳だよ。それは一時しのぎにはなっても解決にはならないし、何度も再起動をしなければならなくなる。いや、うまく再起動するという保証すらないのだ。再起動過程で止まってしまって二度と起動しないという可能性もあるのだから。
まあ、なんだか分かんないけど、滝沢朗だけは異常なまでに好感のもてるキャラなのである。