途中までは面白いと思って見ていたんだけど、26,27話で連続して特攻というのはどうかと思う。まあタイトルがムサシで主人公がヤマトだから、タイトルから連想されるような特攻賛美があっても仕方がないと言えばそうなのだが。
ゲーム原作なのでアニメに文句を言っても仕方がないのかも知れない。でもロボットアニメなら、人間は死なずに主役ロボットだけ壊れて終るという方がむしろ情緒があってよいと思うのだが。どのアニメだったか思い出せないのだが、戦争が終って動かなくなったロボットのそばで主人公たちが畑を耕すみたいな絵があった気がする。ダグラムだった。畑は耕してないか。
特攻賛美は別にしても、更に結果的に死んでなくても、自分の命を犠牲にしてみんなを守るっていうヒロイズムが嫌なんだよ。ヤマトは戦いについては天才的という設定が(最初の頃は)あったはず。爆発シーンでみんなが泣いていると、爆発の炎の陰から小さな物体が飛び出してくる。あれは?と見ると、脱出したヤマトで、通信が入る。「脱出方法くらい考えていたぜ」「心配させやがって」みたいなのがいい。いや、これもどこかでみたパターンだけど、特攻よりはいい。
あとエルゼドって何のために出てきたんだ。
animestore.docomo.ne.jp関係ないけど、俺はロボットもののゲームをなぜかほとんどやってない。確かPS3を買った時に、アーカイブスで古いスーパーロボット大戦をやってみたんだけど、操作が面倒くさくてすぐに放り出した。それ以前にはアリスソフトの『ぷろすちゅ★でんとGood』は最後までプレイしたけど、これも操作が面倒くさかったことばかり記憶に残っている。同じアリスソフトでは零式は割と良かったが、ロボットは出てくるけど、ロボットゲームらしさはそんなになかったような気がする。つまりアリスのエロゲ以外ではロボットゲームはほぼプレイしていない。なんというか、ロボットにそそられない。でも、マクロスのゲームならちょっとやってみたい気もして何度か購入しそうになった。これはアニメ原作ゲームに対する偏見から購入見送りとなったのだが、たぶんこの偏見は今は通用しないとは思う。