ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:七つの時計殺人事件

アガサ・クリスティのミステリーというか、少女探偵冒険ものという感じで読んでいたのだが、なんだこのラストは!

パズルミステリーではなくて、キャラの立った少女探偵のバンドルが事件解決のために冒険をするみたいな話だと思って読んでいた。しかし、舞台が最初の事件の起こるチムニーズ館と次の事件のワイバーン邸とさらにレイニー館とか出てきて、誰がどこの館に滞在しているのかたちまち分からなくなってしまった。

最後は意外な結末。意外で辻褄も合っているような気がするが、これはない

この作品には、「チムニーズ館の秘密」という前作があるようでそれを読んでいないから意外だったのかも知れないが、やはりこの結末はないよー