ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

雑記:主人公が子どもでない理由

アメコミの主人公の多くは子どもではない。というのは、アメリカの話なのでおいておいて、日本で子どもが主人公でない分野はあるかというと、特撮の分野では多くの場合、主人公は子どもではないようである。

そんなに特撮を見ていないので分からないが、仮面ライダーウルトラマンでは主人公は子ども(中高生以下)ではないと思う(これもそんなに見ていないので例外はあるかも知れない)。戦隊モノもそんな印象がある(全然見ていないのだが)。

これはアクションの出来る子役が不足しているからという理由がありそうな気がする。最近のアメコミ映画では、3DCGによって人体をほどよく縮小拡大できるようだ(小柄なキャプテン・アメリカが大柄になったり、ハルクが微妙に大きかったり)から、技術的に出来ないということもないだろうが、顔のつくりとかもあるので単に縮小すればいいというものでもないだろう。

特撮を見れば、主人公が子どもでなくても、人気を取れないということはないと思う。とはいえ、アクションの出来る子役が少ないというのは、特撮の大きな制約だろう。

もっともアクションをしなければならないという制約にも疑問があり、子どもが主役で世界的に大ヒットしたハリー・ポッターなどは戦いはあるが、格闘アクションみたいなものはないと思う(これも1作しか見ていないので想像だけれど)。

日本的には格闘アクションが好まれるので、子役の問題から特撮では子どもが主人公になりにくいのではないだろうか。

昔のTVドラマでは、仮面の忍者赤影青影が子どもだったと思うし、ジャイアントロボ(特撮)でも主役の草間大作は子どもだった。やれないこともないとも思う。

見ていない作品が多いが、子どもが主役でないから見ていないのではなく、実写だから見ていないのである。

 

 

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