いい最終回だった。14話で終わったのかと思ったが、まだ続くのか。でも一区切りついたので。
食蜂操祈(しょくほうみさき)さんのシーズンだった。これまでは主に悪役っぽい立ち位置で何度か顔を見せていたが、今シーズンの主役っぽい。悪人っぽい描写と能力からの、実は結構良いやつじゃないかという展開。不良が子犬を拾うくらいは。いや、悪くないんじゃないかな、食蜂さん。というか、ちょっとあの話し方はヤバイですね。
ただ、その能力がアニメ映えするものではないので、独り言での解説が多くなるのが難点ですな。
そして、このレールガンシリーズ自体が、禁書目録のスピンアウトなので、そっちの主役の上条当麻に最後は全部持っていかれるというのが問題だ。特に私のように、こっちしか見ていない人間にとっては。あっちは小説の1巻だけ読んだのだが、どうにもついて行けなかった。なんというか、レールガンの主人公は日本国内にある学園都市で三番目の能力者なのに対して、あっちの主役の上条当麻は、俺の勝手な想像によると、このビッグバン宇宙で唯一最高の能力者(ただし神をのぞく)という感じでそこがついていけない感じ。いまはそうでなくてもシリーズの最後にはそうなる、または神を超えるはず(勝手に想像して勝手に引いているのである)。
しかし、食蜂さんまでキャラの展開がされてしまうと、登場人物多すぎという気がして仕方がない。御坂妹だけでも多すぎるのに。なお、今回は黒子が過剰なエロ展開をしないのは、俺にとってはよかった。今後も少し抑えてもらわないと。
一方、記憶のない黒子とのコンビネーションは、屈指の名シーン。