PlayStation Store で吹替版を見た。
セールだったのでこれを見たが、どうも続編だったようだ。まあ気にしない。そして、これはアベンジャーズ・エンドゲームの前の話になる。
スーパーヒーローの話だが、世界を救うのではなく、基本的には一人の人間を救うために奮闘する話。コメディタッチでよい。時間も2時間で気楽に見られる。
縮小拡大能力(機能)を使ったアクションや、カーチェイスは見どころである。一瞬で拡大縮小するのでテンポがいいし、それを戦いに応用しているのもいい。
前作を見ていないので初めのうち、スコットが自宅で監視されていて娘と遊んでいる状況から離婚しているのか、それとも監視されているので別居しているのかちょっと分からなかったが、続けて見ていたら離婚していて次の恋もこの話に絡んでいると分かった。
ヒロインのワスプは大体父親と一緒にいるので、ロマンチックな場面はほぼない。ワスプの子供時代(かわいい)と、スコットの娘(かわいい)と敵役のゴーストの子供時代(かわいい、けなげ)は、わざと重ねているんだろうな。そうでなければ一人くらいは男の子にするはず。特に最初に娘とアリの巣の中を模したダンボール迷路を探検して遊ぶシーンは、いかにもアントマンでよかった。
かなり早口のコメディ調の部分があるので吹き替えで見てよかったと思う。「自白剤なんてものはない」からの自白剤を打っての尋問はなかなかの見もの。この自白剤を打たれて関係ないことをべらべらと喋るってのは好きなネタ。(ヴォルコシガンサーガでもあった。)
キャンディをくれと言って断られるところとか、キティちゃんのペッツとか小ネタがよい。小ネタといえば、スタッフロールがミニチュアのアントマンで、本編は特撮とCGなのに本編のシーンをミニュチュアで再現しているのも遊びごころがある。
スタッフロール後の映像は、まあ、アベンジャーズ・エンドゲームに続くので、こうなるのは仕方がない。むしろ、先にアベンジャーズ・エンドゲームを見ていたので、私の中でコメディがシリアスにならなくてよかった。
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