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読書感想:白銀の墟 玄の月

ようやく読み始めた十二国記の「白銀の墟 玄の月」。その1巻。

泰麒の話はどれもスローテンポな気がする私。十二国記本編は景王である中嶋陽子の王の話と、泰麒である高里要の麒麟の話だと思うのだが、麒麟の方はどうもまどろっこしい感じがある。王には決断力が要求されるが麒麟はそうではないからかも知れない。

そんなことを思いながら読んでいたら、途中から泰麒の麒麟らしいところが出てきた。もちろん王の行方も重要だが、麒麟がいかに麒麟らしい行動をするかも2巻以降の注目点である。

 

白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)