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映画感想:チャップリンの「役者」

踏み台昇降しながらチャップリン全集を消化するシリーズ。DVD3枚めに突入。

チャップリンの「役者」:移籍後第1作で原題が「His new job」らしい。映画撮影所で端役の面接がありチャップリンが面接に来る。プロデューサーとの面接でドタバタして悪い印象を与える。別の男も面接に来てライバルになると思った二人はドタバタ。別の人と面接。二人のうちのどちらを呼んだかわからないが、次の人とか呼ばれて二人でドタバタと争ってチャップリンが相手を出し抜いて入室。耳が遠いので伝声管で話してくれという。片耳用の聴診器というか、つまり管の片方を耳につけてもう片方に向かって話してもらう。チャップリンは伝声管にタバコの煙を吹き込んだりして酷いことをする。なぜか端役をもらう。しかし撮影中にドタバタして怒られ「セリフの暗記でもしてろ」と追い出される。無声映画の撮影なのにセリフの暗記が必要なのか、それがギャグになっているのか、よく分からない。セリフの暗記中にもドジをやって、大道具の助手に回される。そこでもドタバタ。木材を持って振り返ってそこにいた人をなぎ倒すとか今でもあるようなもの。折よく、監督が一人の俳優を大根と罵ってクビにする。チャップリンはその代役に。やつの脱いだ軍服を来てこいと言われたチャップリンはなぜか☆のマークの付いた大物スターの控室で着替え始め、大物の着るはずだった衣装を来てしまう。役者としてドタバタ。大物が遅れてスタジオ入りして、衣装がないと騒ぐ。チャップリンのせいだとバレてドタバタ。この辺りのドタバタは、チャップリンに殴りかかるのを避けて別人が殴られるというものを何度か。前から使っているパターンだが動きがいいし分かりやすい。最後は何がオチかわからないうちに終わった。

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