踏み台昇降をすっかり忘れていたが、ふと思い出してチャップリン全集を見ながらやってみた。
チャップリンの船乗り生活
揺れる船内のギャグ。たぶん揺れる舞台装置を作っての撮影。それだけでも面白い。おそらく当時は大受けだろう。
そんなに大きくない船のオーナーが保険金目当てで船を沈めようと計画する。チャップリンはオーナーの娘エドナと恋仲だが、オーナーはチャップリンを追い払う。追い払われたチャップリンに、仕事を持ちかける男(船長?)働こうとしない船員を船に乗せたら3ドル払うとのこと。手段は木槌。船員に酒を飲ませると騙して船のそばまでこさせて、酒を飲んだ瞬間に樽の中に隠れていたチャップリンが木槌で殴って失神させ船に放り込む。それを船員3人分やるが、勢いに乗ったチャップリンは偉い人まで殴ってしまう。結局チャップリンも殴られて船に放り込まれる。
荷降ろし用のクレーンで船員を釣り上げたりするドタバタ、みんな海に落ちるがクレーンで吊り上げられて船内へ。チャップリンは落ちてない。揺れる船内で料理をしたり料理を食べたりするドタバタ。スープの入っている鍋で皿を洗うのはひどい。狭い船内で揺れつつ隣の人の肘が邪魔で食事ができないチャップリン。
エドナは我慢できないと言って荷物用の麻袋に入って船に潜入。(この時系列がやや不明だが、既に船内にいる)。エドナの置き手紙を見て沈没予定の船に娘が乗った知って慌ててモーターボートで追いかけるオーナー。船内の倉庫でチャップリンとエドナが会う。そこに人が来るので二人は隠れる。来た人は倉庫のダイナマイト二箱に火を付けてから、救命ボートで船を離れる。チャップリンとエドナはダイナマイト一箱を船の外に投げ捨てるとそれは救命ボートに落ちて爆発する。オーナーのモーターボートが到着したので二人はモーターボートに乗り移る。オーナーをボートから海に落とす。船は爆発する。二人はモーターボートで助かる。
Charlie Chaplin's "Charlie Shanghaied" (Short , Comedy, 1915)