誤読しちゃうんですよねぇ。まあ、教養が足りないというか、考えが浅いというか、ちゃんと読んでない(見てない)というか。でも、まあ、開き直りなんですが、誤読してもいいと思うんです。エンタメなら。
エンタメは楽しめばいいのであって、誤読や無駄な深読みによってその作品を一層楽しめるならそれでいいじゃないかという考えです。誤読しておいて、怒ったりするのはつまらないことですが、誤読することによって楽しめるならそれでいいじゃないかと。
あと、このまえの某作品の感想では、半ば以上、故意に誤読していました。はい、すみません。でも、まあ、ああいう風に誤読することによって、私はあの作品を楽しむことが出来ました。貶してないし、ファンの方は寛大な目で見てほしい。
で、なんでこんな言い訳めいたことを書いたのかというと、そろそろシムーンを見終わるので、近々シムーンの感想を書こうかと思うのだが、これが結構難しい。というか、シムーンって2回以上見るとより楽しめる作品なんだと思うのだが、これからもう1周見なおして感想を書くのは流石に面倒である。
本来なら、シムーンの感想の最初に言い訳すればいいのだが、シムーンの感想自体が長くなる気がするので、ここで別に言い訳だけを書いておくのである。
ついでに、シムーン絡みで書くと、「フィクション作品世界に神はいるか」ということを私は結構考える。神が直接登場するならば、居るということになるが、神が直接登場しない場合でも、その作品世界に宗教や信仰があるならば、神がその世界に存在するという可能性を考えながら読んだり視聴したりしている。
作者や制作チームが現代日本人であることを考えると、はっきりと示されていない神の存在を考えることは深読みし過ぎじゃないかとは思う。でも、登場人物が神を信じているならば、読者、視聴者としても神の存在を信じた方が楽しめるのではないかと思うのだ。
私はシムーン世界に神はいると思って視聴したので、ここにもまた誤読の可能性がある。単に神がいるだけでなく、神が行動していると思って見ていたのだ。かなりの独自解釈である。wikipediaならタグを付けられてしまうだろう。
もちろん現代や未来の地球や宇宙が舞台なら基本的には神の存在を仮定しない。いや、その場合でもきちんと示唆されていれば別だが。
読めそうで読めない間違いやすい漢字―誤読の定番から漢検1級クラスまで (二見文庫)
- 作者: 出口宗和
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2003/12
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
誤読の意味が違うわい!