なろう系原作の漫画。ブック放題で読んだ。
今2期をやっている「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」のトリビュート？というかその系列っぽい。
VRゲームの世界で、必ずしも意図しない行動が無双に繋がり、運営が頭を痛めるという話。
主役の名倉ばっこは売れない小説家で、そこにオンラインゲームのレビュー記事（ブログ？）を書く依頼が来る。なお名倉は壊滅的な料理下手で、実生活では家族から料理を止められている。そしてそのVRゲーム内では、スーパーリアルモードとかいうのがあって、実際にプレイヤーの手順通りに料理が出来るのである。名倉はふだん止められている料理がしたくて仕方がないので、喜んで料理に励むのであったが、出来るのは即死レベルの毒物であった。というような話である。
名倉の書いているのは公式レビューだが、飯マズの自覚がないのとレビュー自体が大雑把なので、大成果を挙げているのは分かるが、読んだ他のプレイヤーがやっても再現できない。しかし、公式認定のレビューなので嘘はないだろうと、プレイヤーたちは無駄な努力をするのであった。
まあ、一発ネタだが、作者もそれを分かっているようで２巻で終わり。終り方も打ち切りネタ。
そのへんの割り切りがよくてよい。
しかし、このVRゲーム、アダルトコースがあるんだが、そこのスーパーリアルモードとは？
