猫十字社のギャグ漫画。全3巻。「おだぶつ」じゃなくて「みだぶつ」というルビが振ってある。
私が初めて読んだ猫十字社の漫画は「小さなお茶会」なのだが、初めて読んだ猫十字社のコミックスは「黒のもんもん組」なのであった。「小さなお茶会」は雑誌で連載中に読んだのである。
今回、ブック放題でギャグで検索したところ「県立御陀仏高校」が引っかかったので読んでみた。ああ、これこれ、これが少女漫画のギャグ世界だ。この世界が好きだから、アニメも森脇真琴監督の作品が好きなんだよね。
始めの方は校長とか教員のギャグだったが、やがて主役となる背古田竜美と腹田桃世が登場して、二人を中心に話が進む。ダジャレが漫画の中で現実になるとか。よく分からない部分もある。1986年の作品だが、ゴルゴ13がパロディされている。
校長よりも校務員のモーリンが目立つようになって、関係ない場面に登場して露出?したり。
各巻の巻末には業猫という作者の業を表したエッセイ?漫画も付属している。
満足、満足。