ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

雑記:誰にでも思考のミスはあるが、プログラマーの思考のミス(バグ)は見つかりやすい。

プログラマー中心主義というわけではないが、人はその立っている場所からしか世界を見ることが出来ない。相手の立場に立って考えろとか言うけど、それは相手の立場に立ったつもりで想像してみるということである。そもそもその想像する相手の立場が実際の相手の立場と同じとは限らない。(それが無駄だという訳ではないけれど)

それはともかく、プログラミングについてよく言われることは「バグのないプログラムはない」ということである。これは開き直りと受け取られても仕方のない言葉ではあるが、常にバグはあるものと思って警戒しようとか、ちゃんとテストをしようという意味でもある。

さて、これについて、改めて考え見たのであるが、どうも人間の思考には必ずミスがあり、それがプログラムの場合にはバグになって発見されるのではないかと思うようになった。つまり、プログラムの場合にはコンピュータを動かす都合上、運良く人間の思考のミスが発覚しやすいのである。プログラミング以外の分野では、人間の思考のミスが発覚しないまま放置されているのではないかと。

でも、物理学とか化学の場合は実験によって確認されるので、やはり思考のミスは発覚する。数学では証明によってなんとかミスを避けている。

というようなことを考えるのは、プログラマー中心主義的である。でも、プログラマーだけ思考のミスが多いと考えるのはおかしいだろう。みんなミスしてるけど発覚してないだけって考えた方が自然じゃないですか。とプログラマー中心主義者は唱えるわけである。