ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

わかっちゃいるけどやめられない

子供の頃からの無鉄砲で……じゃなかった、注意力散漫でテストの時にはケアレスミスの連発。先生から何度もケアレスミスが多すぎると注意されたが、本質は分かっている、単なるケアレスでテストの点が取れていないだけだから気にしない。テストの点が重要ではないのだとかいう理屈をつけて一向に直そうとしなかったのである。

わかっちゃいるけどやめられない。

そもそも止める気すらない。ってことは分かってないということかもしれない。だいたい問題を解いた時点で満足してしまって、検算しようという気にならないんですよね。検算なんて面倒なだけだし、計算ミスが多いということは、検算でも計算ミスをするのでつまり検算の検算も必要になるわけで、面倒なことこの上ない。

そんな人間がプログラマになるとどうなるかというと、バグの連発ですよ。さすがに重要なバグを出した後はしばらく凹むのだが、まあすぐに忘れてしまう。

でも、テストファーストとかいう概念が入ってきて、後からテストプログラムを作るのではなく、先に作るなら面倒ではないというかまだ気力があるというか、達成感がないので手が抜けないというか、まあテストをするようにはなったのです。いや、もちろん、業務上必要なテストは常にしてましたよ。

やがて、というか、なぜか、前もって結果が分からないような実験的なプログラムを作るようになると、まず実験してみてということで先にテストを書かなくなり、おお実験がうまくいったさてリリース用プログラムを書くかという気持ちになり、コンパイルが通ると一瞬でも早くリリースしようと気が焦り、ああ、そしてリリース後にバグが発覚することになるのです。

いや、これも歳のせいで、歳を取ると注意力が低下してのう。となんでも歳のせいにする老人力を発揮して責任回避してしまうし、どんなプログラムにもバグはあるというのも、真実ではあるものの、簡単なテストで回避できるバグを放置する理由にはならないのだ。

まあ、バグを出すたびに反省していたらプログラマはやってられないので、まったく反省しないのではあるが。専用テスターか、レビューワーを付けて欲しいくらいだが、むしろ俺がレビューする側だろうという気もするが、代わりにプログラムを作ってくれる人もいないし、コードレビューする人もいない1人開発体制ではバグが出るのは仕方がない。

わかっちゃいるけどやめられない。

スーダラ節

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