ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:009‐1

石ノ森章太郎原作のアニメ(2006年)。タイトルロゴにはゼロゼロナインワンと書かれているが、OPの歌ではダブルオーナインワンと歌っている。

たいへん面白かった。

サイボーグ009くのいち版とも言えるが、むしろスパイ映画(原作は小説だが)007のサイボーグ版の方が近いかも。昔、漫画を見た時にはエロが強くて途中で止めたのだが、このアニメ版はエロも控えめでいい感じのスパイ物になっている。

007のMに相当するナンバー0というキャラもいて、ストーリー自体は007ものに近い。ぬれ場が入るのも007由来と考えれば必然であろう。

一方、009-3,009-4,009-7がサイボーグ003, 004, 007相当の能力を持っている。009-7が結構いいと思う。主役の009-1は別に001の能力を持っている訳ではなく、また009のように加速装置を組み込まれているわけでもない。(胸に機関銃が仕込まれている)

主役の声は釈由美子で、これもいい。

制作陣の石ノ森章太郎に対するリスペクトが詰まっているように感じた。

スパイ物っていいよね。007の映画とか全然見てないけど。アニメではDarker than Blackがスパイ物でよい。最近のアニメだとプリンセス・プリンシパルだな。劇場版見てないけど。

anime.dmkt-sp.jp

しかし、これって考えようによっては(作者自身による)サイボーグ009の女体化二次創作とも取れるんだよな。原作は1967年からの連載なんだが。