ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

生活:雨の中、自転車を押す。

通院日なのでした。

数日前の天気予報では、午前中から雨ということだったので、バスで通院する予定を立てていた。しかし、前日の天気予報では午後から雨、今朝の天気予報では午後3時頃から雨で、午前中には帰れるからと、自転車で病院に行ったのである。

梅雨だし、降ることもあるだろうと、折りたたみ傘を持って自転車に乗ったのだ。

で、帰り道、降りそうな気配だけど、ギリギリ間に合うだろうという感じの空模様で病院の後の薬局を出発したが、それは楽観に過ぎず、まもなく降り始めた。で、折りたたみ傘を出して前カゴに入れていたリュックを背負い、左手で傘を差して、行儀よく交通法規を守り、右手で自転車を押して3キロか4キロくらいの道のりを歩いたのだが、これは疲れるもんだ。

片手で自転車を押すというのが結構疲れる。普段も図書館に行くときとかには、坂道で自転車を押すこともあるのだが、両手でハンドルを持って押す分には大して疲れない。しかし、傘を差しながら片手で自転車を押すのは結構疲れる。最初は右手で左のハンドルの持ち手を持っていたが、それよりもハンドルの中央部分を持った方が楽そうなので持ち替えた。それでもそこそこ疲れる。

それにペダルが脚にぶつかるんだよ。なんて邪魔なペダル。外してやろうかと一瞬思ったが、たぶんそんなに簡単には外れないだろうと思い直した。

だいたいオレは雨の日に自転車に乗るように、レインポンチョというものを買ってあって、それは折りたたみ傘の隣にしまってあったので、今朝出かけるときにも目にしたのだが、なぜか折りたたみ傘を選んでしまったのである。まあ、このレインポンチョも安物で、ズボンが大幅に濡れるという代物であり、過去の使用経験ではあまりよい印象がなかったせいかも知れない。

たぶん、オレの姿を見かけた人は、今どきバカ正直に傘を差して自転車を押しているやつが居ると思ったに違いない。そういう馬鹿を演じるのも一興である。途中で車道側をパトカーが通って行ったので、n=1ではあるが、傘を差して自転車を押している人もいるという目撃事例を作れたかも知れない。

 

 やはり、安全策を取ってバスを使えばよかった。あるいは、危険策を取って、傘をささずに自転車に乗るという手もあった。これはこれで合理的な対応である。全身ずぶ濡れになるという点を除けば。そうだ、薬を貰ったところだったので、リュックの中に浸水する危険を冒せなかったのだ。薬局が買い物袋をくれなくなって紙袋だけだから尚更である。