図書館まで自転車で行ってきた。
途中に坂道があるのでそこでは自転車を押して歩いた。自転車で登れない程の坂ではないが、歩いたほうが楽なので。そもそも図書館に通うことにしたのは図書館に通うことが運動になるからなのだが、そうは言っても疲れるのが嫌なのは人の常である。
歩くのだって運動になるわけで、まったくの無駄ではない。まあ、下り坂を自転車に乗るのはまったくと言っていいほど運動にならないけれど。もうそんなに苦労して体力を付けることもあるまい。
あればあるなりに、なければないなりに生きるのである。体力があれば体力を使い、金があれば金を使ってバスに乗って行くという手もあるし、いや金があれば本を買えばいいわけだが。時間があれば時間を掛けて歩いて行くわけで、あるものは使い、ないものは使えないそれなりの生活をするだけである。
うっかり貸出限度の四冊まで借りてしまったので、なかなか読むのが大変だぞ。まあ、人気の本というわけではないので二週間で読み終わらなければ延長も可能だろう。