酔っ払ってブログを書くテスト。
日本神話の黄泉の国というのは素朴な死後の世界という印象がある。つまり、善悪に関係ない死後の世界なのである。これはギリシャ神話の冥界も似ている。
で、wikipediaを見ていたらギリシャ神話にもヨモツヘグイと同じような話があった。
ja.wikipedia.orgまあ、それはともかく、黄泉の国は死者の国であり、生前の行動とは関係なくすべての死者が住む国であろう。そこは生命がない灰色の国という感じだが、そう感じるのは生者の感覚であり、特に罰を受ける場所でないという意味ではニュートラルなところである。
北欧神話のヴァルハラはニュートラルではなく、よいところであり、死を恐れずに戦えというような思想を反映していると思える。イスラム教の天国もヴァルハラに似ている気がする。毎日処女になるフーリーというのは面倒な気がするが。
地獄がある宗教は、要するに教義に反することをすると罰として地獄に落ちるので、生きている間は忠実に教義を守って奴隷のように生きろという思想のように思える。宗教による支配のために作られた概念という印象が強い。天国と地獄はアメとムチということだな。
そうは言っても、みんな楽して天国に行きたいので、免罪符とか呪文をもごもごと唱えると、Fランク大学に入るように簡単に天国(や極楽)に行けるという触れ込みで、信者を獲得する(が、獲得された信者は教義に従わないと地獄堕ちだ)。
俺は死後のために生きている時間を犠牲にしたくないので、地獄は一定住処ぞかしという覚悟である。