ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

生活:巨人になった気がした

寒波で水道が凍ったのである。

マンションの貯水槽のパイプが凍ったらしい。土曜日の朝から水が出なくなっていた。まあ、前にも凍ったことあるし、そのくらいでは驚かないのだが、天気予報を見るとしばらく寒い。この氷が融けるのはいつか。土曜日の夜に大家さんが2Lの水のペットボトル6本パックを配りに来た。ちょっと聞いたがいつ融けるか保証できないとのこと。

日曜日には、近所のコインランドリーで洗濯したが、土曜は風呂に入っていない。頻尿なので、何度もトイレに行くのだが小なら流さなくてもいいやとか考えていたらすぐに臭くなったので、風呂の水で流していた。

しかし、風呂の水位がだんだん下がってくる。この風呂の給湯システムは凍結防止のために気温が低下すると風呂のお湯を給湯器内に循環させるシステムになっている。あまり風呂の水を使ってしまうわけにも行かない。

そこで、駅前のビジネスホテルに1泊することにしたのである。ところで、私は室内では眼鏡または裸眼だが、外に出る時はコンタクトレンズを使っている。いつもは。でも、コンタクトレンズを装着するには、きれいな水を使うので、眼鏡でいいやと、眼鏡でバスに乗って駅前に行ったのである。

そしてビジネスホテルにチェックインしてから、コンビニに弁当を買いに行ったのだが、久しぶりにコンビニに入ってみると、弁当がみんな小さい。酒のつまみも小さい。なによりペットボトルが小さい。何もかも小さいのだ。まるで巨人になったような気分である。これがシュリンクフレーションというやつか。こんなに小さい弁当では足りないと思い、カップヌードルを買おうと思ったが、それも小さいのでビッグというのを買った。

そしてビジネスホテルの部屋で弁当を食べようとすると、みんな普通の大きさに戻っていた。カップヌードルはビッグなだけあって大きい。なんだこれは?不思議の国のアリスか?

どうも外で眼鏡をするのに慣れていなかったせいと、ニット帽をかぶっていて耳のところで眼鏡のツルが押されて痛いので、無意識のうちに眼鏡をズラしていたらしい。強度の近視の入った眼鏡をいつもよりズラしてかけていたために、物がみな小さく見えたようだ。

そして、月曜の朝に部屋に戻ってみると、普通に水が出た。管理会社が何か対策したのだろう。カップヌードルビッグは食べずに持ち帰ってしまった。こんな大きなカップヌードル食べられるだろうか。