ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:いわかける!7話

上原のメンタル弱すぎ問題。

年寄りアニメファンとしては、どうも最近のアニメの登場人物はメンタルが弱くていかん!とか言いそうになる。実は昔のアニメの巨人の星でも星飛雄馬のメンタルが弱いという描写は何度かあるのだが、それは主に頂点を極めてから表れる内面の弱さという物語構造である。途中段階でメンタルの弱さを出した場合、昭和のど根性アニメの場合、ぶん殴られて解決してしまうから。それに主人公の成長物語にするためにメンタルの弱さを描いて、後にそれを克服するという構造でもある。

敵(ライバル)のメンタルが弱いのは、勝因になるのでよくあること。しかし、チームメイトのメンタルが弱いのはつらい。特に強い人のメンタルが弱いのはつらい。弱い人が悩むのはわかるけど。

でも、メンタルが弱いキャラは共感を呼ぶのではないか、などと分析してみる。文学的アニメなら精神的に悩むのもテーマだからよいのだが、スポーツアニメでチームメイトのメンタルが弱いのはつらい。共感を呼ぶメンタルの弱いライバルキャラでもよかったのではないかという気もする。

もっとも主役のメンタルが弱いからの成長はストーリー構成としてはありだろうが、個人的は好きではないので、このアニメの主役のメンタルが強そうなのはよいことである。

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