ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:観海策〜北国の戦火〜

中華フル3Dアニメ。中国語で日本語字幕付き。dアニメストアで配信中。

内容的には結構面白い。しかし20分アニメなのにOPが長い、アバンが前回の復習、予告が次回の見どころで、本編が短い。特にアバンと予告がストレスのもと。

古いアニメファンなので、巨神ゴーグの予告を思い出す。あんな感じ。知らない人には分からないな。巨匠安彦良和の作品なのでうかつにけなせないが、本編を見ると先週見た予告と同じ内容だったというようなアニメでした。

観海策の場合は、本編だけなら結構サクサク話が進むのではある。主役(男)は二人で、道士の凌遥(読み方忘れる)と農家の姬匡(読み方忘れる)。凌遥は術を使うがお調子者で女に弱い。師匠に法術を封じられているので本来の力が出せないというが、それでも相当な術士である。女に弱いのは、なんというか昔のジャッキー・チェンのお笑い系の映画っぽいというか。姬匡の農家というのは、最初わからなかったけれど、どうも神農系ということらしい。十二国記に出てきたような系統である。ファンタジーらしく、一粒で何日も腹が保つとかいう穀物を持っていたりする。さらに姬匡は弓使いで、百発百中さらに同時に二本射ることも。しかし、必殺技というか最も強力なのは大きな弩である。

ヒロインはどうやら燕笙らしいのだが、弱いというか誘拐されるような系統のヒロイン。それに対して敵の女幹部というか将軍は、色っぽくて妖術を使う戦う女である。まあ、途中からヤキモチ焼きの幼馴染が戦うヒロインとして参戦するけれど。

うたわれるものを思い出すような、足を引っ張る味方とか、見事に死亡フラグを立てて死んでいくおっさんキャラとか。そして、戦闘だけでなく敵との騙し合いが面白い。最後のいわくありげな終わり方もよい。とはいえ、たぶん乞国編はこれで終わりじゃないかな。

続きがあるみたいなので、配信を望む。予告とアバンは省略して、キャラの掛け合い漫才でも入れてくれればなおよし。

anime.dmkt-sp.jp