ネギ式

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映画感想:キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

まあ、キャプテン・アメリカは戦時中のヒーローだから、そのままだと愛国ヒーローという立場になるんだけど、十分見られるようになっている。戦時国債購入キャンペーンみたいなのは、十分風刺的になっているし。

戦っている相手もナチス・ドイツというよりも、ナチス内の秘密組織ヒドラだし。それとは別に捕虜奪還作戦というのは燃えるものがある。(実際には危険を冒して捕虜奪還するよりも捕虜交換で取り戻したほうがいいような気もするが)。私の好きなSFのヴォルコシガンサーガでも捕虜奪還作戦は屈指の名短編だし。

まあでも、アベンジャーズのために再構成したキャプテン・アメリカの話という気はする。これ一作だけで完結した気がしないというか、エンドロール後にちゃんと引っ張ってるんだけど。

2時間という時間はやはり映画にはちょうどいいと思う。あとヒロインのマーガレット・カーターがいかにもアメリカのヒロインで、いい。主役はちびのままでも良いじゃないかという気もするが、それはアメコミの段階での設定だからそうそうは変えられないのだろう。

というわけで次はアントマンでも見よう。