ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

映画感想:チャップリンの女装

時々思い出して踏み台昇降をしながらチャップリン全集を消化するシリーズ。

チャップリンの女装:始まりは普通の公園物。夫婦と娘で公園に来ているが、妻と娘が居眠りしている間に他の女性にちょっかいを出す旦那。一方、同じ公園でいつものように女性にちょっかいを出すチャップリン。でもそっちは別の男が来て追い出されたのでブラブラしていると、例の旦那が目隠しをされている。目隠し遊びみたいなことを言われて騙されて、目隠しをしたら逃げられたっていうようなかんじ。チャップリンは面白がって目隠しされた旦那を引き回して、最後は池に落としてしまう。

居眠りしていた母娘をみつけてちょっかいを出すチャップリン、なんか家に招待されてお茶かなんかを飲んだりしている。ケーキを取り分けるのに小技をつかって(女性と観客の)ウケを取る。そのうち旦那が帰って来たので、二階に逃げるチャップリン。そこでなぜかマネキン人形みたいなのに着せられた服を見て、それを着る。胸にクッションを入れたり。髭は付けたまま。母親がそれを見て笑って、髭を剃れば完璧とかいう。そして髭を剃って女装したチャップリンを大学時代の友人とか言って帰ってきた旦那に紹介する。旦那と旦那の友人から迫られて二人をからかうチャップリン。しかしスカートが脱げて女装がバレる。

なんかチャップリンの女装ものは3作しかないらしいが、これで3つとも見たということになる。1作めは「多忙な一日」でチャップリンは最初から最後まで女性の役をやっていて出演していないのかと思った。2作目は「男か女か」で、これは役者をやっていたチャップリンが首になって、女装して役者に応募するとたちまち採用されるという話。それぞれに趣が違うわけだが、なんかこれ「チャップリンの女装」の評判が悪かったらしい。不道徳だとか。時代の先を行っていたんだな。

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