アルコール先生ピアノの巻:シリーズ物らしいタイトルだがよく分からない。チャップリンと相棒がピッチャーみたいな入れ物からビールを飲んでいるのかと思ったら、ニスだったらしい。相棒を騙してニスを飲ませたということか。ピアノ販売店で金持ちが(2台目の)ピアノを買い、同じ店で貧乏人がピアノの代金を滞納してピアノを回収すると言われる。ピアノ販売店からチャップリンたちにピアノ運搬と回収の依頼が来る。二人はピアノを馬車(ロバの荷車)で運ぶ。ピアノを二人で運ぶことに関するギャグ。道路には乗用車も停車しているので、乗用車はあるが高級で、荷物を運ぶのは馬やロバの荷車なのかも知れない。で、二人は回収先と運搬先を間違える。ピアノを抱えて階段を登るところがギャグとか、ピアノの置き場所で揉めている間チャップリンがずっとピアノを背負っていたら体が曲がったままになるとか。そして金持ちの家からピアノを勝手に回収したところで突然フィルムが切れる。後から一部のみ発見されたフィルムということである。
他人の外套:持ち物取り違えギャグ。散歩に行こうとする男に、知り合いらしい若い女が手紙を出してきてくれと頼む。手紙の内容は恋人と公園で待ち合わせをするというもの。一方チャップリンは奥さんと赤ん坊のいる男。赤ん坊にお土産を買ってきてやるとか言って出かける。昼になって散歩男はランチ25セントの食堂に入り、コートをコート掛けに。後から来たチャップリンも同じ食堂に入りコートをコート掛けに。チャップリンは食事中の老人のパンを無断で食べたり、手を老人の伸びた顎髭で拭ったりひどい。老人は出ていきその席でチャプリが食事。隣の席は散歩男でスベアリブの骨を投げたりスープを掛けたりしてドタバタ。散歩男は怒って出ていく。このときコートを間違える。チャップリンの家では奥さんがアイロンを掛けている。なんかバシャバシャ水をかけたりして酷いがギャグなのか当時のアイロンの掛け方なのか不明。チャップリンが帰宅。奥さんは、赤ちゃんへのお土産は何かしらと思ってコートのポケットを探ると逢い引きの手紙があり怒ってチャップリンを追い出す。散歩男の妻はなにか心配になって公園に行き、散歩男と出会う。散歩男は少し妻と話した後なぜかどこかに出かける。追い出されたチャップリンが公園に行くと散歩男の妻がベンチにいるので愚痴をいう。奥さんが赤ん坊を抱えて追いかけてきてドタバタ。逃げ出したチャップリンは散歩男と会ってドタバタ。また奥さんが追いかけてきてドタバタ。一人になった散歩男の奥さんは男が置いていったコートから哺乳瓶を発見して隠し子がいると思う。ドタバタした後、お互いのコートを間違えたことが分かり二組の夫婦は別々に。チャップリンの奥さんは逢い引きの手紙が散歩男のものだとわかり、返しに行く。散歩男の奥さんが怒ってドタバタ。チャップリン夫婦は仲直りしてハッピーエンド。