ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:妖都

なんとなく、津原泰水を読もうかなと思って。

うーん、よく分からんかった。妖都東京の話とすると、ラストは納得できるような気がする。しかし、なぜ東京(だけ)なんだというところがよくわからん。

ふつうの人には見えないけど、物理的な力をもつ死者というのは、よいかも知れない。少なくとも出だしの部分ではそれなりに良かった。途中からは見える人ばかりになったので、見えないけど物理的な力をもつという部分は弱くなった気がする。

1997年、みんな煙草吸ってる。DNAが同一というのは、誤解か、または超常現象としてDNAが同一になるのだろう。

東京への人口

 

妖都 (講談社文庫)

妖都 (講談社文庫)

 

 

流入と異常死のバランスが取れていつまでも異常死が続くみたいなラストなら面白い。(そうは書いてない)