ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:プラネット・ウィズ

今期見ていた中で俺の一番の注目作。さりげなく出てくる菜食主義とか、展開が読めないところとか良かった。特に前半のどうなるかわからないところは非常に良かった。後半になるとちょっとダレた気がするけれど。それは思想的なところもあるかも。

まあ、全体としてみれば良い。暴走した正義と愛とも、また強すぎる規制と寛容とも言えるが、そうした主張自体に私が個人的に同意する訳ではないけれど。

第1話 光、七閃

第1話 光、七閃

 

 キャラとしては銀子がよい。頑として肉料理を作らないところがよい。しかし、肉食が悪いとかそういうことは言わない。ただ銀子が料理を作る限りは肉は使わないというだけである。

そして最終回で銀子が龍に感謝の言葉を述べるところがよい。これは銀子個人としての感謝である。だからこそ、愛の種族やネビュラの集団としての理念なんかよりずっと意義深い。

まあ、俺個人としては、正義も暴走するし、愛も暴走するし、集団としての理念も暴走するし、赦しなんて傲慢だと思うわけで、その点ではこのアニメの思想に完全に同意するわけではない。もちろん、1クールのアニメでまとまりをもって描く内容としてこれもありだとは思うけれど。