ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

買ってよかったボックスワイン!

買ってよかったものって、去年の年末のお題だったような気がするが、まあそんなに気にしない。今年の年末に先んじているのだ。

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ロスカロス赤3L、近所のスーパーで2月12日に1,490円(税別)で購入。昨日飲み終わった。これ注ぎ口が曲がって見えるけど、実際曲がっている。これだけがうまく出来ないところ。もっと力を入れて下向きに曲げればいいのかも知れないが、そんなことをして万一でも袋が破れたら目も当てられない。

ルフレジで買えば3Lの酒を買っても平気さ。というか、結構おしゃれな箱なので人目を気にする必要などないのだ。チリワインなんだけど、俺の舌としてはこのクラスで十分おいしい。これ以上のワインはほとんど判別できない。まあ、貴腐ワインとかだと甘いって分かるけど。

そして飲み終わったので新しく買ったのである。

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スペインワインカスティージョ・デ・アナ3L。3月4日購入,1490円(税別)。この写真は注ぎ口を引き出す前の状態。うん、違うワインなのに、飲んでもそんなに違いが分からん。

ボックスワインのいいところは、飲み終わった後が、ビンの資源ゴミじゃなくて、段ボールの資源ごみとプラスチックゴミになること。うちのあたりでは、ビンも有料の袋で出さなければならないから、そして段ボールは無料で出せるからゴミ費用も少なくて済む。(内部のプラスチックの袋は小さいので誤差)。

一応amazonも貼っておくか。

 

 

 

読書感想:ぼくは漫画大王

なんとなく図書館で借りた本。

ぼくは漫画大王

ぼくは漫画大王

 

 残念、面白くなかった。ミステリーとして、というよりも、普通に話が面白くない。ダメ男が語り手の部分は、ダメ男のダメさがなんか薄っぺらい。漫画好きの子供が語り手の部分もですます調で読みにくいし、子供っぽいと言えば子供っぽいんだけど、「実に子供らしい」と思わせるところがない。つまり、子供っぽさが薄っぺらい。

まあ、最初の殺人だけで引っ張るには無理のある筆力ということだろう。普通の犯人探しなら、この筆力でも十分だろうけど。

こうしてみると日本のミステリーは、少なくとも謎解き以外の部分はしっかりしていると感じる。

ネタバレアニメ感想:No.6

ノイタミナ枠ということで、dアニメストアで見たのである。

しかし、コレジャナイ感満載! 何がコレジャナイのかというとディストピア。ああ、こんなのディストピアじゃないよ。全然物足りない。

 

NO.6 [ナンバーシックス] コミック 全9巻完結セット (KCx ARIA)

NO.6 [ナンバーシックス] コミック 全9巻完結セット (KCx ARIA)

 

 パン屋とか、管理社会のはずなのに個人営業のパン屋とか。そこはネットで有名な某パン工場とかの方がディストピア感あるだろう。そして矯正施設は全然矯正してない。いま問題になっている幼稚園の方がずっとディストピア感あるよ。

つまり、No.6 のディストピアは現実に負けている。それに気づかせるための作品だとしたら怖ろしいが……。

むしろこの作品はBLとして見るべきだろう。女性と母親も絡ませたBLである。BLキャラとして見れば、貧民街に暮らしているのに異常にハンサムなネズミとかも納得である。

読書感想:洋梨形の男

図書館で借りた本。なんというか、嫌な話を集めた短編集。奇想コレクションらしい。特にタイトルの「洋梨形の男」と「家族の肖像」が嫌だった。うまい。しかし、嫌な話ばかりで一冊に纏められても嫌なものだ。「就業時間」と「成立しないヴァリエーション」は比較的嫌さが少ない。

洋梨形の男 (奇想コレクション)

洋梨形の男 (奇想コレクション)

 

 俺、女の子が怖い目に会う話が苦手なんだよなぁ。超自然でも怖ろしいし、そうでなかったとしても怖ろしいから。

それで言うと、現実的な怖ろしい状況から超自然的な怖ろしいことが起きて女の子が救われる話が一番好きだということになる。そうアリスソフトの「アトラク=ナクア」みたいな。

アトラク=ナクア (CaRROT NOVELS)

アトラク=ナクア (CaRROT NOVELS)

 

 

読書感想:マイルズの旅路

待望のマイルズ君シリーズの翻訳。

マイルズの旅路 (創元SF文庫)
 

 しかし、帯に不穏なことが……。「大人気シリーズついに完結!」とか。もっとも、訳者あとがきにはもう一冊あると書いてある。まあ、どこまでシリーズかと考えれば、もう一冊あるのは確かだろう。

まあ、マイルズ君主役の作品は最後ってことですな。とは言え、いまさらマイルズ君が死ぬわけもなく、皇帝もマイルズも結婚しちゃったし、特にクライマックスという訳ではないと思う。というか、あまり活躍してないような気がする。発作防止処置も毎回ネタにするわけにもいかず扱いかねているような。

で、このシリーズをどう収めるかというと、やはりこうするしかなかったのかという感じの次の巻になるわけですな。

困ったことに、私はビジョルドのファンタジーよりは、このシリーズの方が好きなんだよなぁ。ファンタジーとSFの両方を書く女性作家で両方好きなのはル・グウィンくらいで、マキリップはファンタジーの方がいいと思うし、ビジョルドはSFの方がいいと思ってしまうのだ。

読書感想:ダィテス領攻防記3,4

相変わらず、事件は起こるがピンチにはならずすんなり解決する。そして隠すべきオーバーテクノロジーは惜しげもなく披露されるのである。

 

ダィテス領攻防記〈3〉 (レジーナブックス)

ダィテス領攻防記〈3〉 (レジーナブックス)

 

 

ダィテス領攻防記〈4〉 (レジーナブックス)

ダィテス領攻防記〈4〉 (レジーナブックス)

 

 しかし、このあたりから、話の流れは誰と誰が結婚するかというようなことに変わってきているような気がする。男女の結婚ですよ。ある意味、王や貴族の結婚という、なんというか、昔の少女漫画のような流れになって来ている。

あとは、握り飯を食べる話とか。このままいくと納豆やクサヤも再現されそうだ。あとはウォシュレットも再現されそうな気配。エロ系のテクノロジーは再現されないのか? というかフルカラー写真集(BL)くらい出てもおかしくないはず。

コピペと役人と文書保管

コピペで論文作成が問題にされたのも、もう随分前のことになりますが、人間が文章を書くというのは結構難しいものであり、何かしらお手本があると楽に書けるものなのです。

そして文書を大量に使用するのが官僚制なのであり、役人が職務上の文書を作成する際にも、過去の文書をお手本にすることは極めて当然のことなのです。それはワープロやパソコンが導入される以前から、新しい文書を作成する際には、過去の文書を見ながら多少置き換えて作文するということが、むしろよい文書の作成方法として知られ、そして官僚制の歴史とともに連綿と伝えられて来たのです。

だからこそ、役人は前例のないことをやりたがらないのである。前例がないということはコピペ元にする文書がないということだから。また電子化する際に神エクセルと言われる形式になったのも、その形式を守り続けているのも、同じ理由によるもので、つまりは既存の文書をちょっとだけ変えて新しい文書を作るという習性によるものである。これは手抜きというよりも、間違いの少ない文書を効率的に作成するための手法なのである。千年を越えるという官僚制が生み出した知恵なのだ。

そしてコピペするためには、元の文書がなければならない。だから役人は文書を捨てない。文書の保管期限などというものが定められたのは官僚制の歴史から言えば極めて最近のことであり、そして保管期限が来ても保管場所がある限りはぎりぎりまで破棄しないのである。ましてや、電磁気データとして保管場所を取らないならば、破棄することはあり得ないのだ。

とは言え、破棄しなければならないと条例や法律で定めれられた場合は、その期限ギリギリに破棄するであろう。法律に従うこともまた官僚制の本質なのだから。

まあ、そういうわけで、法律や条例で定められた破棄期限前に文書が破棄されるということは基本的にはあり得ないと思うのだ。もちろん、間違って破棄ということはあるだろうが、間違いは都合よく起こらないものであり、都合がよかったらそれは意図的なものであろう。

 なお、なんの手本もなくこの文章を書いた私は一種のアレである。(まあ、過去に自分で書いた文章が脳内で手本になっているということはある)

官僚制

官僚制

 

 読んでないです。とりあえず貼り付けただけ。