図書館で借りた一般向けの本。
時々はCO2削減対策をおさらいしておこうと思って。
しかし、この本の出版が2010年7月なので、そんなに新しくない。でもまあ、大まかな流れとしては役に立つ。
2010年の本なので、原発に期待が大きい。もんじゅにすら期待がかかっている。そして太陽光発電の項は大きくない。
個人的に興味があったCO2地中貯留の項があったのはよかった。なんとCO2地中貯留がCO2削減量の19%を担うことを期待されているとか書かれている。
CO2を地中に入れても何かのはずみに出てきてしまうのではないかと俺なんかは素人考えで思っていたが、岩石との反応によって炭酸カルシウムに変化することが期待されているようだ。1000年後くらいにそこそこの量が炭酸カルシウムになるというシミュレーションがあるようだ。