ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

生活:コンタクトをなくして自分にキレる

老化だ、キレる老人だ。

ハードコンタクトレンズを使っている。装着前にこすり洗いをしていたら、ふっとレンズの感覚がなくなった。流しの下はコンタクトレンズが流れないようにゴムっぽいやつを置いているが、そこにも見えなかった。それでまずお湯を止めようとしたのである。これがまずかった。

冬だからお湯を出してコンタクトレンズを洗っていたのだが、うちは築50年のUR住宅で蛇口からお湯はでないのである。なので風呂場にある洗面台にシャワーのお湯を出してレンズを洗っていたのだ。

で、右手を伸ばしてバランス釜のお湯だしを捻って止めた。そして、洗面台をよく見るとどこにもレンズがない。どうやら下に落ちたのではなく、右手のどこかにくっついていたようだ。だが、右手を見てもどこにレンズはない。どうやらお湯を止めたときに手から落ちたらしい。大失敗。左手でお湯を止めるべきだった。

ここでムキーっとなってしまった。前にも右手にレンズがついていたことがあったのに、右手を使ってしまうとは何たる愚かなことか。老化してボケたか、こん畜生!ってことだ。

それから眼鏡をかけて(それまで眼鏡をかけていなかったのも失敗)あちこちレンズを探したけれど、風呂場だから見つからない。ムキー!

そこでなんとキレた俺は、とんでもない行動をしてしまった。頭に来て、残っていたもう片方のレンズもゴミ箱に投げ捨ててしまったのである。なんでだー。キレた老人は何をするか分からない。

 

 

それから予備のレンズがあったかも知れないと思って引き出しを探したら、なんと驚くべきことに2001年と書かれたシールの貼ってある新品?のレンズが出てきた。

そしてそれを目に付けてしまう。それから当初の目的である外出をちょっとして部屋に戻ったら、案の定、目がちょっとヒリヒリというかピリピリというか、すぐにマズイという程ではないが、あまりよくない兆候が見られた。度が合ってないのもあるだろう。

そして、その古い謎の新品コンタクトを外して少し気持ちを落ち着けた。

たぶん、今まで使っていたコンタクトレンズは5年は使っていたはず、だから片目をなくしただけででも両目作成という選択をした可能性は高い。うん、キレてもう片方を捨てなくても両目作成したはず。だから捨てても問題なかった。納得しろ、俺。

で、コンタクトレンズ屋(眼鏡屋)の予約を取った。予約制なのである。そして、数日後にその眼鏡屋に行って調べたら前回コンタクトレンズを作ったのは11年前とのことだった。(別の市の支店だが系列なのでデータがあったようだ)

うむ、10年に一度コンタクトレンズをなくすのは老化でもボケでもなく普通の頻度だろう。若いときはもっと頻繁になくしていた気がする。

とは言え突然の出費は痛いので、今まで遠近両用コンタクトだったのをふつうの近眼用コンタクトにしようかとの考えを店員に伝える。そして近眼用コンタクト前提でいろいろ計測したり調整したりしたが、結局のところ近眼用コンタクトではスマホがよく見えないことが分かった。

なので遠近両用コンタクトでまた測り直し、そして買う段階になって今まで使っていたメーカーはちょっと高いので少し安めのメーカーに変更。そしたらまた少し測り直しみたいのがあった。

出来上がりは1週間後とのこと。以前は3日くらいで出来たような気がするが、流通とかいろいろあるから仕方がないのだろう。あるいは今はソフトコンタクトが主流でハードには力を入れていないのかも知れない。知らんけど。

使い捨てレンズも一時期使っていたことがあるんだけど、朝眼に入れようとしてどうしても入らないことがあって止めてしまったのだ。ハードコンタクトが目から取れないのも焦るが、朝という時間の制約のきついときに入らないのは焦って困る。