ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

2023年秋アニメ1話感想:葬送のフリーレン

漫画原作のアニメらしい。

なんか評判いいらしいので書きにくい。映像美で殴るタイプのアニメ。

2話まで見た。

1話:魔王を倒して平和になった世界で勇者一行は誰も結婚していない。はっきりした言及はないけれど、家族とはっきり分かる人が登場しない。流星を見に行く時に見送りをする人がいない。2週間の徒歩旅行と後から分かったのに、家族に連絡しようとしない。すごく不穏だ。僧侶も養子を取ったが奥さんには言及していない。ドワーフも一緒に行けない理由に家族がいるからではなくて、年を取って衰えたからと言っている。どれも、家族がいないことを暗示している。

映像では平和そうに見えるけれど、勇者一行の誰も結婚していないのはあまり平和そうではない。口では満足した人生だったとか言っているけど、50年間何をして過ごしていたのかまったく分からない。結婚しないで恋愛を楽しんでいたようにも見えない。勇者一行内だけの人間関係しか存在しないようだ。葬式に来る人くらいはいるという程度。

長命種と短命種の関係ということであればなおさらである。命短いものは、子供を作ることによって命を繋いでいくからである。

魔王を倒したパーティの魔法使いが危険を感じるほど、この世界にはまだまだ多くの危険が存在しているというのも怖い。

2話:長く生きているということは覚えたことを忘れるということだ。俺もすっかり物忘れがよくなって、様々なことをよく忘れるし。フリーレンは、リスみたいな生き物の性質を半年間すっかり忘れていた。それに花が咲いていないと識別できないようなのに、半年間ずっと探していたのは、マヌケではないだろうか。花の季節がいつか分からないけど、周年開花なのだろうか。だとすると映像で表現されたような一斉開花にはならないような気がするが。

まあね。作者よりも俺の方がはるかにフリーレンの年齢に近いから、いろいろ気になるのである。ここは「若いな、若造」と言っておこう(ガンxソードより)。

冒険の終わり

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