漫画原作のアニメらしい。
アメコミヒーロー的なヒーローの女の子の話。これが結構よい。とりあえず１話を見てみようと思わなかったら、見逃していたかも知れない。
戦争がなくなり、各国にひとりヒーローがいる世界。ってことは最初のヒーローショーの主役はその世界のフィクションの特撮戦隊ヒーローで、そのフィクションのヒーローショーにその世界では本物のヒーローであるSHYがゲスト出演したということになるなぁ。
そのことも、また途中で登場するロシアのヒーローがアルコールで人を幸せにするというところも、微妙なユーモアがある。SHYが救助しようとした人の最後の一人が重症になってしまって、非難されるところもブラックユーモアとも取れるし、そもそもこの高速で落下するジェットコースターの車体をSHYがギリギリで止めたが、乗客は重症というのも、人間にかかるGを考えれば当然で、落下ギリギリで助けるようなよくある救出に対する批判と見えなくもない（俺にはそう見える）。その前の救出で「ぞわっとするけど」とか言っているのでGを意識しているのは確かだろう。
しかし、SHYの覚醒が3ヶ月前で各国にヒーローひとりというシステムだと、日本にはそれまでヒーローがいなかったのか、それとも死んだか重症で引退とか、それとも他国に引き抜かれたとか、何かありそうな気がする。
