ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:ジーヴスと朝のよろこび

これは傑作。伏線がピタリと嵌まる。伏線というか、一連のトラブルが次のトラブルを招き、計画は失敗しつつも変な方向でうまくいったりする。素晴らしい。

陰の主役は一日一善のクソガキであるエドウィン。毎回いろいろなクソガキが出てくるので、エドウィンが前に出てきたかどうか忘れたけど、クソガキであることに変わりはない。

今回も二組の婚約カップルの困難とさらに叔父さんの問題を手助けするために田舎に行く。田舎といっても日帰りでロンドンまで往復出来る程度のところらしい。

人のいいまぬけのバーティはまたもいいように利用されて、苦境に立たされるのであった。