牙のない狼であるケンが白いライオンから牙(短剣)をもらう話。
このアニメは結構雑なつくりで、絵と声が微妙にズレている気がする。声優の演技が合ってないというよりも、話しているシーンで適当に口を動かした作画になっているからだろう。
短剣をもらう前の最初のシーンでケンがブーメランを飛ばしている。どこの地域設定なのかという以前に、刃物なしでブーメランを作ったのかという疑問もある。(拾ったのかも知れんが)
それはそれとして、被爆した鳥(カモメか)が登場する。第五福竜丸事件が元ネタだと思う。海を飛んでいたらいきなりキノコ雲が見えてとか言っている。これが特に水爆実験を批判するという風でもなく、その話を聞いたケンもそのまま聞き流している。
アニメの制作年は第五福竜丸事件から10年近く経っているので、制作当時の事件というわけでもない。脚本家が入れたかったが、作品のテーマには出来なくて単なるセリフに終ったということだろうか。
アニメの話としては、2話めにして牙(短剣)を手に入れたケンは狼の集団で一人前として認められる。