エド・ハンター・シリーズの4作目。シリーズ中この作品だけずっと翻訳されていなかったが、2015年に翻訳されたもの。
なんと大切なアム伯父が行方不明になってしまった。生きているかどうかも不明。とはいえ、私は次の作品を読んでしまっているので、生きていることは確定しているのだが。
なんというか、もう残り少しというところまで、まったく手がかりがない。足で探す探偵だが、本当に無駄足ばかり。どうなることかと思ったが、なんと急転直下で事件が解決する。
このシリーズはみんなそうなんだけど、不思議なほど主役のエドに好感が持てる。犯罪者は犯罪者だけどみんないいひとみたいな。あと、エドはまた人を殺してしまった。
だけどあまり気にしてないみたいだ。俺も気にしない。なんだろう、このエドはいいやつという印象は。アム伯父もいい人なんだよなぁ。読んでいて気持ちがいい。