ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ:おねがいマイメロディ くるくるシャッフル 第44話

1話だけの感想を書くことは少ないのだが、どうしても書きたくなったので。

くるくるシャッフルの柊潤(潤くん)は、鬱陶しいところもある迷惑キャラだが、悪意のない憎めない人間である。悪意はないけどクロミの悪夢魔法に必要な充電担当だった。それを歌ちゃんに知られてしまい、嫌われる(前回のお話)。

悩んで学校に行かなくなる潤くんのために、クラスメイトが柊家に行って潤くんの部屋の前で出てくるように言う。どうしても部屋の扉を開けない潤くんに、「こっちの扉なら開くんだよ。開け、夢の扉!」とクロミが悪夢魔法を発動。魔法をかけられたのはセバスタン

天岩戸作戦で、みんなで芸をするが、マイメロが召喚したバクブラザーズも失敗。最後の手段として、歌ちゃんが「小暮、絶対見ないで」と言い、みんなも「お嫁に行けなくなる」と止めるものの、振り切ってのどじょうすくい

これで潤くんが部屋から出てきて、もう充電はしないといい、歌ちゃんのこともあきらめる。さらに小暮を褒めるし、「フランス時代のガールフレンドとよりを戻した」というミエミエの嘘までついて、すべてが丸く収まった。潤くんやっぱりいい奴だな。

からの、柊恵一が潤くんの部屋に来て音楽留学を勧める話になり、潤くんが小さい時に風邪を引いていたら恵一がバイオリンを弾いてくれた想い出になり、それを「知らない」と否定する恵一。これまでの柊恵一の性格からすると、実に自然なんだけど、これが潤くんを再びこじらせてしまう。

そこにダーちゃんに取り憑かれた大臣が現れて、潤くんに再びメロディギターを渡し、それを受け取ってしまう潤くん。

これでは「もう充電しない」言った後だけに、より一層裏切り感が出てしまう。

天岩戸作戦でのギャグの連発からのどじょうすくい、そして潤くんいい奴だなという話から、一転しての闇落ち。

実に素晴らしいシナリオだ。最後が闇落ちなので神回認定はしないし、されないだろうけど。