泥棒バーニイシリーズ2作目。まだキャロリンは登場しない。
シリーズの後の作品で度々言及される、クロゼットに逃げ込んで閉じ込められる話。
この後の作品では留守番電話が登場するが、この作品の時点では留守番電話は一般的でなかったようで登場しない。一方、バーニイはティーンのときに歯列矯正を受けている。偽札検出器はまだないようだ。
日本の場合、偽札はつかまされた店が損をする仕組みだと思っていて、それだとバーニイの信義に反するような気がしたが、この時代のニューヨークでは偽札だと検出されることなく銀行に入ってしまうようだ。あるいは、作者がそう信じていたか。