アニメ感想：サイボーグ009超銀河伝説

1980年公開の劇場版アニメ。dアニメストアで配信されていたので見た。

宇宙戦艦ヤマトみたいな話をサイボーグ009でやってみたというようなもので、出来は良くない。というか、かなりダメ。特に004ハインリッヒの自爆と復活と復活後のセリフがひどい。もうそれだけで、サイボーグ009シリーズのテーマが否定されるというくらいひどい。

もともとサイボーグ009は地球の話に合っていて、宇宙には向かない。それなりに人気のシリーズであるサイボーグ009を、その当時流行り始めた宇宙ものに合わせというのだろうが、無理があるんだよなぁ。

001は喋りすぎだし、かなり無能感が強い。こんなの001じゃないだろう。009は他所の星の王妃とラブロマンスをさせられるし。いや、後の展開を考えれば、ここは004にしておいたほうがまだ良かったのでは。

デススターっぽいところに特攻して自爆はひどい。

神がどうとかも、漫画の009本編での扱いに比べると、いかにも神を取り入れてみましたみたいな浅い考えに思える。

 あれっ、009が加速装置を使わなかったような気がするぞ。加速装置は宇宙には合わないからか。

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