ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

観念してマイナンバーカードの交付を受けた。

これまでは住民基本台帳カード公的個人認証を入れていたのだが、その有効期限がいよいよ近づいて来たのだ。来年の確定申告には使うので、マイナンバーカードの交付もそろそろスムーズになって来たらしいとはいうものの、いつトラブルが起こっても不思議ではないというくらいの不信感を持っているので、多少余裕をもって切り替えねばならない。

で、スマホとかで自分の顔の写真を撮ってネット申請も出来るのだが、どうも自分の顔写真をネット経由で送ることに不安を感じて仕方がないという古い感性が邪魔をしてこれを使わずに、証明写真機を使って写真を撮って送ったのであった。これはこれで金が余分にかかるのう。600円もあれば、第三でないビールが飲めるのに。

そして先週、出来たから受け取りに来いというような通知が来たのであった。でもなんかやっぱり嫌なので、そのまま放置して今週になったのだが、昨日、仕事したくないという気持ちが膨らんで止まらなくなったため、じゃあ、マイナンバーカードの交付を受けるかということで市役所まで取りに行ってきたのである。(土日でも受け取れるけど、混むという話。予約すれば多少早いとの説明もあった。)

平日の午前中なので、まあまあスムーズに交付された。そして、すっごく安っぽいペラペラのケースに入れると個人番号が隠れるっていうんだけど、出したら見られちゃうから身分証明のときに渡すわけにはいかないだろう。有効期限が誕生日までなのは、運転免許と同じシステムだが、まあ、忘れる人は忘れるだろう。尤も十年後にマイナンバーカードが生き残っている可能性はほとんどないと思うけど。少なくとも今のままの形では無理だろう。

で、市の中心部まで出たので、ついでに図書館で貸出カードを作った。市立図書館はバス通り沿いなのでバスから何度か見ていて立派な建物だと思っていたが、面倒でこれまでは一度も行ったことがなかった。

ここでさっそくマイナンバーカードを使って身分証明をするが、身分証明用の書類一覧にマイナンバーカードというのが載っていない。見せると受け取ろうとするのだが、そこをぐいと握って渡さないで、マイナンバーカードですと主張したのであった。

それから電子書籍の貸出を始めたと聞いていたので、それに必要な登録もしてもらう。ただ、これは事前に少し調べた限りでは、あまり本が多くない。グーテンベルク21というところの本ばかりのようだ。青空文庫と大差ないというか、もしかしたらそのものかも。

それから館内を見て回ったが、外から見たのと違い結構小さい。なんであんなに立派に見えたのかというと、そもそも土台の上に立っているので見上げていたせいもあるようだ。土台というか、台地というか、あるいはバス通りが低いところを通っているというか。2階建てで地下一階が道路と同じ高さなのだが、地下一階には駐輪場を除けば一般の人の使う施設はない。で、一階が児童書と視聴覚資料、二階が一般書。そして一般書のコーナーはそこそこ広いけど、書棚が高くないので、本が取りやすい、が蔵書数は少ないという印象であった。近所の大学が市民向けに図書館を開放しているので、そっちの方を使った方がいいかも知れない。

どんな本があるか見ていたら、青い色が目に飛び込んできた。早川の青背だ。しばらくSFを読んでいなかったので、二冊ほど借りた。