2021-08-13 読書感想:ようこそ夢屋へ 読書感想 幕末人情グルメ小説。そこそこ泣けるんだけど、面白くないと感じる。泣けるのと面白いのは違うから。(泣けると思ったのはその時の私の精神状態のせいかも知れないし) うーん、幕末で佐久間象山とか出てくるし、料理は現代風の南蛮料理で、震災に絡めて安政の大地震も使ってくるという材料が揃っている感じなんだけど、破綻がないというか波乱がないというか、キャラもいい人ばかりで物足りない。 ようこそ夢屋へ~南蛮おたね夢料理~ (光文社文庫) 作者:倉阪 鬼一郎 光文社 Amazon