名前は知っていたけれど、これまで見ていなかったのである。まあ、美樹本晴彦キャラと、メカと美少女ものということも知っていて、なんとなく俺に合わない気がしていた。
美樹本キャラミーツ美樹本キャラという感じで始まって、バイクカッコいいよ、バイクという感じとアイドルと自主映画制作という展開で、まさにというか懐かしの1980年代邦画テイスト(いや当時も邦画見てないけど)、バイクと自主映画制作というのは今のオタクイメージと違うリア充オタクの世界。
実際ベッドシーンもあるし。ラブホの円形のベッドは回転ベッドじゃないだろうか。
ストーリーとしては終わってないんだけど、このバブル前の1980年代が最高の時代だという設定に時代を感じる。歴史資料的には、これだけで十分というか、バイクに乗るカッコいい男のラブストーリーとしては完結していると見てもいいと思う。
メカはバイクが変形してロボットになる系のものだが、OVAで玩具展開は考えていないと思うので、変形には無理があるような気がする。と思ったら、完全変形の玩具が出ていた。
前輪が二つに分かれるんだな。というか、最初から二つが合わさった形の前輪なんだな。ギミックとしてはよく考えてあるが、バイク形態のサイズが大きくなってしまう。作中でも、もはや車という感じだ。
まあ、俺ってバイク好きじゃないから。そして、この作品は「メカと美少女」であって、戦闘美少女ではないのである。
anime.dmkt-sp.jp俺が好きなのは、バイクに乗る美少女のバブルガムクライシスの方。こっちではナイトセイバーズ全員分のバイクがある(と思う)が普段バイクに乗っているのはプリスだけ。
この変形後のタイヤを持て余した感じがなんとも言えないが、このタイヤはホバリングに使えるのが利点。
こっちの方がリア充ではない、根暗オタクに向いている。