ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書中断:猫探偵カルーソー、鬼警部アイアンサイド

ぼちぼち読んでいたけれど、どちらも三分の一くらい読んだところで中断。

欝気味なのかも知れない。

 よくよく題名や、表紙を見るとつまらなそうな気配が漂っている。このタイトルに比べると「三毛猫ホームズ」の方がよほど優れたタイトルである。たぶん。読んでないけど。いや、赤川次郎は三作くらい読んだことがあるんだよ。でも、作品名は覚えていないし、あらすじを聞いても思い出せないと思う。

この作品は、猫がなんか中途半端に人間らしく、中途半端に猫らしい。なぜ猫が探偵をするのか? よく分からない。しかも、一匹の猫が探偵なのではなくて、ボス猫のカルーソーが子分の猫を使って事件を探る。でも、ボス猫も含めてみんなやる気がないみたいだし、ミステリーの特徴である緊迫感というか読者を引っ張る要素がない。

そして猫も可愛くないですよ。ほんと。ボス猫だし。

ただ、イタリア的な感じはする。猫の人間性が。

 これは俺が悪い。鬼警部アイアンサイドという名前はなんとなく聞いたことがあったが、TVドラマを見たことがないのだから。なんとなく聞いたことがあったので、図書館で借りたのである。

そしてこれはドラマを元にした小説ではなく、登場人物だけ借りたオリジナルストーリーなのである。そして作者は有名な作家らしいのだが、俺は読んだことのない人であった。

ドラマのアイアンサイドがどういう話か知らないけれど、この小説のストーリーはなかなか鬱陶しい感じだ。黒人差別とかも入っているけど、いろいろ嫌な感じしか受けなかった。

まあ、前半でアイアンサイドが追い詰められて、後半で逆転というストーリーの流れは予想できるのだが、描写がいちいち鬱陶しい。黒人キャラとか、美人キャラとか。

 

三毛猫ホームズシリーズ 1~50巻合本版

三毛猫ホームズシリーズ 1~50巻合本版