ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:ゲーマーズ

ゲーム作る話でもなく、またゲームする話というよりも、ゲーム好きを絡めたラブコメであった。ラブコメとして面白い。

 

ゲーマーズ!(1) (角川コミックス・エース)

ゲーマーズ!(1) (角川コミックス・エース)

 

 アニメ版しかみてないけど、変顔とかアニメなりの面白さがあったと思う。最終回はトークしている画面が露骨なサービス回であった。

今期見た中ではなかなか良いアニメ。

アニメ感想:ROBOTICS;NOTES

アニメのSTEINS;GATEが好きで、アニメを見た後ゲームも買ってしまったのだが、そのシリーズだというので見てみた。

ROBOTICS;NOTES (通常版)

ROBOTICS;NOTES (通常版)

 

 実を言うと、STEINS;GATEよりも先にCHAOS;HEADも見ていたんだけど、そっちは全然面白いと思わなかったのだが。

そしてこのあいだ、Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-というアニメを見たのだが、これもあまり面白く思えなかった。

なのだけれど、STEINS;GATEがすごく良かったので、もしかして科学色が強ければSTEINS;GATEみたいな面白さがあるかもしれないと思ってROBOTICS;NOTESを見たのである。

結果、やはり合わなかった。

つまり、STEINS;GATEだけたまたま偶然まぐれで俺の好みに合ったというわけだな。

STEINS;GATE

STEINS;GATE

 

 まあ、ずいぶん無駄にアニメを見てしまったが、それもよしとしよう。それだけSTEINS;GATEが面白かったということだから。

Hacking to the Gate

Hacking to the Gate

 

アニメ感想:セントールの悩み

けものというか、六本足というか六肢生物の世界。日常系のようでときどき深そうなことを散りばめながらも、そんなに深くはない。

ちゃんと最後まで見たので、それなりに評価できる作品である。

セントールの悩み(1)【特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)

セントールの悩み(1)【特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)

 

 でもまあ、姫はよい。というか、キャラクターはすごく萌えるという程でもないが、そこそこよい味がある。すっとぼけつつエロを入れてくるのが怖いところ。

まあ、人馬と翼人は六肢でいいけど、角はどうなんよと思わないこともない。頭についてるわけだし。

まあ、真面目に考察すると、いろいろ不穏になるのでやめておくのが吉。原作読んでないけど、たぶん原作は原作なりに、アニメはアニメなりによいという作品だろうと思う。

祝日が土曜日なので悔しいから金曜に有休とっちゃえの日

そういう日なのである。

しかし、なんか寒い気がする。室温25度もあるのに。これは風邪か。しまってあった電気ポットを出すが、買い置きのお茶は麦茶しかないのでホット麦茶を飲む。

mac ports のアップデートを開始したら、なかなか終わらない。texlive とか image magic が非常に時間がかかる。もう home brew に完全に移行するべきだが、変えて設定がうまくいかない場合、とてつもない労力を使うことになるので、なかなか移行できない。老人の思考である。

雨も降るみたいだし、外出しないでだらだらする予定。ああ、自刈りしなきゃなぁ。

 

アニメ感想:亡念のザムド

印象深いけど、よくわからんのよね。

亡念のザムド オフィシャルガイドブック

亡念のザムド オフィシャルガイドブック

 

 1話のバスに乗るところで検閲というか乗客のチェックをしていて、そこでもうこの世界が不穏なところだというのが分かるんだけど、腕章で身元チェックってザル過ぎるだろ。写真機ある世界なのに。

ルイコン教という宗教が結構重要なのだが、この宗教の信者と信者でない人がいる。しかし、この世界はルイコン教の世界観が実現している世界なので、ルイコン教以外の人が何を信じて生きているのかよく分からない。そういえば、葬式をしたり墓があったりするけど、それはルイコン教とは違う宗教みたいである。

北政府というのが専制君主制なのだが、どうもこの話の時点では専制君主は政治を行える状態ではないようで、じゃあ誰が政治をしているのかというのもよく分からない。北政府に対するレジスタンスは、皇帝ではなく政治を動かしている連中を倒すべきなのではないだろうか。

南政府もなんか専制ではないらしいということしか分からないのだが、どうも私には全体主義のように思えるところがある。

北政府と南政府とルイコン教のどれもが人命軽視という点では共通していて、そのへんは実にディストピア的で作品としてはよい。しかしそれでは主人公などの人命尊重という考えはいったいどこから来たのだろうか。

そしてまた主人公のアキユキがなんとも頼りない。1話ではいかにも主人公的な意志のはっきりした人間なのだが、ザムド化してからはヒルコの意志と共存する必要があるからか、自身の意志がはっきりしない、というか何をしていいか分からない様子。

まあ、最後まで見ると、どうやら本当の主人公はヒロインかと思ったナキアミらしいんだけど。ナキアミも人命尊重みたいな信念はあるもののずっと迷っていてはっきりしない。最初ヒロインかと思うのだが、どうも違うようだ。恋愛より信仰信念を選ぶという点ではまさに主人公。

で、本当のヒロインはハルなんだけど、ずっとアキユキと別行動しているし、なんともすっきりしないアニメである。しかし、この差別は蔓延しているし、死体は野ざらしになっているような嫌な世界の嫌な感じは非常によく出ていてそこはとてもよい。自然は美しいし、人間も個人としてはだいたい善人だったりするけど、組織がいやらしいところとか。

別居中のアキユキの両親とか、ルイコン教のテロリストとかいろいろな人間を描いているんだけど、まとまりがない気もする。

傑作の要素も多々あるのだが、傑作になり損ねている作品という気がする。まあ、そのなんともいえない完成度が、俺には傑作以上に心に残るのであるが。

 

ニュースピークとボコノン教

ニュースピークとボコノン教の教義の一部は、正反対の性格を持っているが、どちらの言い方を使っても「ニュースピークはボコノン教の教義に合致する」と言える。だからと言って、ニュースピークとボコノン教は同じものだと言えば、温厚なボコノン教徒といえども、怒りを覚えるだろう。しかし、「ニュースピークはボコノン教の教義に合致する」という言い方がニュースピーク的に正しい言い方なら、そう逆の言い方をすることは出来ない。

そうすると、もうボコノン教徒としては肩をすくめるくらいしかすることがない。

つまり、ニュースピークとボコノン教の教義は一致するのである。╮(╯_╰)╭

アニメ感想:花田少年史

dアニメストアで見た。ネタバレって程でもないけど、一応ネタバレタグをつけておく。

 この漫画は読んでいないんだけど、一色まことでは、「出直しといで!」の漫画を読んでいる。洟垂れが特徴の漫画家だと思っている。

カラーテレビが導入された頃の昭和の話。このアニメの花田一路は実に悪ガキである。で、その一路が事故をきっかけに霊が見えるようになり、霊から頼み事をされてそれを解決していくというのが話の流れ。なんだけれど、霊もまた一路に負けずに自分勝手である。そのへんが面白い。

しかし、このアニメは花田一路の成長物語になっている。俺は成長物語が好きじゃないんだよなぁ。というか、悪ガキは悪ガキであるところが魅力なので、成長して分別を身につけると魅力が減ってしまう。殻に篭っているキャラが殻を破って成長するのはいいんだけど、悪ガキや破天荒なキャラが分別を身につけるのはどうも物語として面白くない。

まあ、一路はそんなには変わっていないけど、でもマダム・カトリーヌに比べれば成長している。たぶん。

そんなわけで、悪ガキと自分勝手な霊がやり取りしている前半は面白いのだが、なんだがあからさまに感動物語になる後半の数話は面白くない。もちろん、ちゃんと感動物語でいい話なんだけど、どうもなぁ。もっと面白く出来ると思うんだけど、感動話として小さくまとまってしまってるんだよなぁ。