ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

目立つことの損得

非哲学的考察では、人間を動物だと考える。主に哺乳類として、ときには脊椎動物として。ただし、哺乳類の中でハダカデバネズミを取り上げることは決してしない。私の観測範囲内では、ハダカデバネズミを例えに人間を語ったものは、すべてひどく間違っているからである。

さて、哺乳類でも脊椎動物でもそれ以外の動物でも、いや植物さえ非常に目立った色彩や形をしているものがある。それは単に人間の目にそう見えるというだけでなく、同種の動物や他の動物からも目だって見えるようだ。そして、少数の例外を除けば、それらは性的ディスプレイであろう。

そして人間も目立った服を着たり、目立った行動をしたりする。同じ目立つにも格好悪い目立ち方と、格好いい目立ち方があると思うかもしれないが、私は重要な違いがあるとは思わない。目立つか目立たないかが重要であり、格好いいとか悪いとかいう評価基準は後付ではないかと思うのである。そして人間の場合も、目立てば異性獲得に有利である。

しかし目立つことにはデメリットもある。動物の場合、捕食者に襲われるという問題があるのだ。

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脊椎動物にも蟹の例がある。

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まあ、研究例をたくさん挙げなくても、目立てば敵に襲われるということは判断できると思う。それにも拘わらず、多くの動物がかなり目立っているのは、捕食者とはバランスするが、性的な競争相手とはバランスしないという理由があるのではないかと考えている。あるいは、観測問題であって、目立たない生物も大量にいるが目立つものばかり私が取り上げるからという可能性も十分ある。

でも、天敵あるいは捕食者がいない動物はどうだろうか。ライオンのタテガミは立派だが、他の動物の目立ち方と比較すると地味な方である。しかし、ハーレムを作る動物は別枠で考えた方がいいのかも知れない。

人間はそのままでは目立つ特徴はないが、衣服は目立つものもある。性的ディスプレイは外見だけでなく行動も重要である。というか、性的ディスプレイ行動という方が一般的である。孔雀や極楽鳥は性的ディスプレイ行動が有名である。鳥の例が二つになったのは、鳥がハーレムとは逆の一夫一婦制だからだと思う。(鳥に一夫一婦制が多いのは、飛ぶという特徴からの子育ての大変さに由来すると思っている)

なんかぐだぐだになってきたが、まとめっぽいことをちょっと書く。動物は捕食されるという危険と配偶者獲得という利益の間でバランスを取りながら目立つ性的ディスプレイを行っていると思う。かなり目立つように見えるのは、それだけ配偶者獲得の利益が大きいということだろう。

人間がSNSなどで目立つ行動をすることには危険が伴う。ようやく話がここに来たぞ。しかし、利益もあるのだ。危険に勝る利益があるなら、いくら危険を強調しても行動は止まらないだろう。

とりあえず、まとめっぽいことを書いたので、あとは妄言を垂れ流そう。深く考えてもいないし根拠もない。すぐに取り下げるかも知れない。だが、こっちが本題かも

祭りまたは狂宴

目立つ人間は配偶相手の獲得に有利なだけでなく、同性も含めた非配偶相手も惹きつける。これについて、ほんの今さっき思いついた馬鹿な考えを述べておこう。フィクションのネタにでもなるだろう。

人間には発情期がない。周年発情というが、1年中24時間発情している訳ではない。それでは疲れてしまうからね。しかし、目立つ人間が出てきて高いところに飛び乗って、わーっと盛り上げるとする。そうすると、それに惹かれて配偶候補が大勢集まってくる。そうすると、目立つ奴目当てではなく、集まった配偶候補を目当てにする者たちが集まる。祭りの始まりだ。むしろ狂宴である。

私の若いころにサタデー・ナイト・フィーバーという映画あった。そしていまやっているソシャゲにもフィーバー・タイムというのがある。パチンコはやらない。

 

目立つ奴は発情期の狂騒を作り出す。目立つ奴の配偶対象かそうでないかを問わず、その狂騒に参加することによって配偶機会が大幅に増えるのである。そうすると、ふだんは目立たないでおいて、目立つ奴が出現した時にそれに乗じて騒ぐのが、最も効率的ではないだろうか。

そういう性的な前提をまず置いておいて、人間社会の社会的制約によって性的な意味が薄れていると仮定する。性的な意味が薄れていても、目立つ奴の作り出す騒ぎがあれば、それに乗じて賛成だの反対だの危険だの自由だのとやんややんやと騒ぎ立てれば、PVという恩恵が拾えるのである。

祭りには乗れという言葉もありますし。

もちろん、この記事にも当てはまる。

注1:

サタデーナイトフィーバーの内容は、この記事とは関係ない。なんか急に思い出しただけ。

注2:

こんなことを書いておきながらなんですが、なんでもかんでも性的に解釈するのはどうかと思う。フロイドとか正しいと思わないし、嫌いです。

 

生き物たちに魅せられて

生き物たちに魅せられて

 

また読んでない本のアフェリエイトリンクをば。まあ、日高敏隆先生の本だから大丈夫だろう。良い先生です。教え子の中に問題児がいるけれど。