ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

映画感想:バーフバリ 王の凱旋

PSStoreで見た。「バーフバリ伝説誕生」の続編。

またもラブロマンス。そりゃあ、そうだよ。ラブロマンスと戦闘が二本の柱なんだから、後編にラブロマンスがなかったら観客が満足しないだろう。ラブロマンスとしてよりも、卓越した人物が凡庸を演じるという点に面白さを感じた。前後編にしながら、両方に純愛ラブロマンスを入れるとすると、親子二代の話にするのは妥当と思われる。

王女と弓で共闘するシーンとか、弓を発射した時点では視界に現れていない敵を射抜いているなど、異常といえば異常だが、格好良くもある。

「バーフバリ伝説誕生」ではそれなりに頼もしかった国母シヴァガミがやらかしてしまう。これは悪役が賢さにおいてパワーアップした結果とも言えるが、見ていてつらいシーンでもある。影の主役と俺が勝手に思っているカッタッパもやらかし気味。まあ、殺害は予告済みだったわけだが。しかし「母を頼む」と言われていたのにその頼みを守れていないのは問題ではないか。

白鳥型の船が空を飛ぶシーンは美しい。けれども、幻想なのか現実なのかよくわからん。盾を持った兵士を射出する場面とかも、バカバカしいながらも、モットモらしくもあり、バカSFの面白さも味わえる。この兵士たち、バーフバリが戦っている間も、続々と飛んでくるのがすごい。

エキゾチックでもあり、映像的にも美しい。