ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

映画感想:孫悟空VS白骨夫人

中国の映画。PSStoreでSD画質100円レンタル。

孫悟空の謎のポーズ。猿っぽいところを意図しているのかも知れない。ちょっとピグモンぽくもある。妙にゆっくりしている空中浮遊悟空。これはワイヤーアクションなのだろうか。笑いどころがちょっと分からなかったりもするが、猪八戒はちゃんとギャグ要員としての役割を果たしている。

一方、白骨夫人のCGはよい。その手下の美女妖怪もいい。また、妖怪よりも悪いという王もいい。(ネタバレというより最初からわかっているから大丈夫)

そしてストーリーは、西遊記の基本ともいうべき、悟空が妖怪だというが、三蔵は信じないで悟空が人間を殺したと思うというパターンを繰り返す。これが、西遊記で圧倒的に強い悟空というヒーローをピンチに陥れるための手法だと俺は思っている。

しかし、この作品ではさらにその上を行き、悟空は真実を見ているが、三蔵(金蟬子)は心を見ているのだと観音は言うのである。つまり、妖怪である白骨夫人も救われるべき存在であるというのがこの作品のテーマかも知れない。