背中に薬を塗る道具

「孫の手」は大変便利な道具である。背中がかゆい時に背中をかけるという幸せ。まさに、かゆいところに手が届くというわけだ。

しかし、現代的な健康管理という点からするとかゆいところを掻くのは良くないということになっている。かゆいところにはかゆみ止めを塗って痒さを我慢するべきなのだ。乾燥してかゆい場合は保湿クリームなどを塗るべきなのだ。

しかし孫の手ではクリームは塗れないし、手は届かないし。困った俺はちょっと考えてから、棒の先にスポンジみたいのが付いていればいいじゃないか。それはどこかで見たことがある。そう、トイレ掃除の道具だ。１００均で売ってるじゃないかと買ってきたのだが、どうもスポンジが硬すぎて具合がもうひとつよろしくない。

それで柔軟体操のつもりで手を背中に回してクリームを塗っていたのだが、ふと思い立って「背中に薬を塗る」で検索したらまさにそういう道具があるではないか。文明社会だ！

でもちょっと高いよな。１００均が俺の基準だからなぁ。３０００円も払う価値があるのかなぁ。300円なら買ってもいいけど、そっちは合わせ買いだからなぁ。近所のドラッグストアにあるか近いうちに見てこよう。

ネギ式