ブック放題で読んだ。
1971年の漫画。たぶん連載中に一部分だけ読んだと思う。ストーリーは覚えていないが、タイトルは覚えていた。
実に馬鹿らしくてよい。もう今となっては知っている人も少ない手打ち式のパチンコ。そこで釘の角度などを変えて玉の出方を調整する人が釘師。
パチプロと釘師の対決ストーリーである。でも、作中でもツッコミが入ってるけど、玉が出ないようにすると一般客が困るはずである。
ちなみに私はパチンコは全然やらない。試しにやってみたことはあるが、すぐに球がなくなるし、当時のパチンコ屋はタバコ臭かったので一度行ってみただけで二度と行っていない。
この漫画の変なところは、パチプロは登場するのに、景品交換所は存在しないことである。それじゃあパチプロは景品を持ち帰ってそれを食べたりしているのか。
パチプロの技が魔球というか必殺技っぽくて凄い。あと、主役のサブやんの顔がいい。ビッグ錠の描く主役のなかでも、パチンコしか取り柄がないという点をうまく表現したブサイク顔である。このギラギラした感じがいい。
北海道のシーンでは、札幌オリンピックまであと何日とかいう看板が出ている。