老い先短いこの命、っていうかまだ死にそうもないんだけど、そうは言っても、肺年齢95歳以上だから何があるか分からない。で、ガルパン最終章3話の4DX上映が近くでやっているのである。都会に引っ越してきたから近くの映画館で4DX上映をしているのだ。前の市でもやっていた気もするけれど。
そして4DXは視聴にジェットコースター並みの制限がある。この先、体調がどこまで維持できるか分からないし、今のうちに一度くらいは4DXを体験しておこうと思ったのである。
その近くの映画館とは109シネマズ広島。それはアルパークという商業施設内にある。で、109シネマズのウェブで交通アクセスを調べると、JR山陽線「新井口」または市電「商工センター入り口」から徒歩3分と書いてある。駅のすぐ近くだ。さらに、アルパークのウェブページで交通アクセスを見ると「商工センター入口駅」とペデストリアンデッキで直結と書いてある。
ペデストリアンデッキって何だ?
ja.wikipedia.orgつまり駅の改札から出たらそのまま歩道橋を通って商業施設に入れるってことだな。うん、これはいい。
そう思って、市電に乗って「商工センター入り口」電停で降りたのだが、そもそも市電には改札がない。バスと同じで車内で支払いである。しかも、降りたところは地上で(市電だから当然)、そこからうっかり横断歩道を渡ってしまうところだったが、ペデストリアン、ペデストリアンと思い出し、JRの改札に繋がる階段を登ったのである。
そうすると、JR改札とは別の方向にアルパークの案内が出ていたのでそちらに進む。しかし、数メートル進むと、109シネマズは階段を降りるように案内されている。まだ大きな道路を超えていないのだが、案内のままに階段を降りる。そこから横断歩道を渡り、アルパークに入り、入り口そばのエスカレータで3Fまで登ると東急シネマズがあった。
ペデストリアンじゃない。チケットを買おうとしてクレジットカードを入れたらなぜか弾かれたので、現金で購入。4DXは高いけど、上映中の飲食は勧められていないので映画館にとっては高い分儲かるというわけでもなさそう。そして4DXは途中で席を立てないので、まずトイレに入る。
それから荷物をロッカーに預けようとしたがロッカーがない。よく分からないが、人に聞こうとしたらそこが入場のチケットモギリで、そのまま入ってしまった。というか、そこで荷物をこれに入れてロッカーに預けてくださいと言われて、ポリ袋を渡された。しかし、ポリ袋の口がなかなか開けられない。老人の指は乾燥しているのだ。
4DXシアターの入り口にロッカーがあったのでそこで荷物を預けた。ガルパン本編の前に4DXのチュートリアルみたいな短いアクション映画のシーンがあった。これはかなり動くし水飛沫もあった(水飛沫はオフにできる)。
かなり昔に、関東に住んでいた時に、ディズニーランドに行ってキャプテンなんとかだかスターなんとかだか(よく覚えていない。スターウォーズだったかも)というアトラクションで前方にスクリーンがあって、椅子が動くというのを体験したが、それの進歩したものだな。
ガルパン最終章3話は前に見ていて、秋山優花里殿の「ヒャッホー」と叫ぶシーンとか4DXに向いているかもと思ったのであるが、まあ、戦車戦全部4DXに向いているね。
でも俺は「ここで足元に風が当たるのは何を意味しているのだろう」とか考えてしまうので、そんなに没入できなかった。あと、事前情報で前の席の方がよいとあったが、歳をとって固定焦点っぽくなっている俺の眼には、席が前すぎた。また3話の映画はすでに2回見ているのでいまさら感はある。でも、まあ、悪くない。
帰ってから財布を見たら、クレジットカードじゃなくてキャッシュカードが前に出ていたので、クレジットカードと間違えてキャッシュカードを入れたらしい。そしてアルパークの場所を再確認したら、アルパークは北棟と東棟があって、東棟(本体)がペデストリアンデッキで繋がっているようだ。北棟と東棟はちょっと離れているぞ。